部門紹介

超音波(エコー)検査(腹部・甲状腺・心臓)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
放置せずに正しい治療を!
■ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気です。
無呼吸状態が続くことで血中の酸素濃度が低下し、脳や体に負担をかけ、さまざまな健康リスクを引き起こします。
SASの主な原因は、喉の気道が塞がる「閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)」が多く、肥満や加齢、顎の形状などが関係しています。

■症状と影響
主な症状
o大きないびき
o夜間何度も眼が醒める
o日中の強い眠気
o倦怠感や頭が重い
o集中力の低下
放置すると…
o高血圧・心疾患・脳卒中のリスク増加
o交通事故や労働災害の危険性
o糖尿病やメタボリックシンドロームとの関連

■簡単チェック!あなたは大丈夫?
以下の質問に当てはまるものが多い場合、SASの可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群のセルフチェック
- いつも大きなイビキをかく
- 睡眠中に息が止まると言われた
- 朝スッキリ起きられない
- 寝苦しいと感じることがある
- 朝起きたときに頭痛がある
■診断方法と治療
診断方法 | PSG(終夜睡眠ポリグラフ検査) |
---|---|
検査手順 | 1.問診 医師と相談し検査日を決めます。 2.検査 夕方から朝までの夜間です。 お仕事後に来院していただき一泊し、次の日は出勤できます。 3.検査結果の説明 |
治療法 | 1.CPAP(シーパップ)療法:持続的に気道へ空気を送り込む治療 2.マウスピース(口腔内装置):軽症〜中等症の方に有効 3.生活習慣の改善(減量・禁酒・寝る姿勢の工夫など) |
■早期発見・早期治療がカギ!
睡眠時無呼吸症候群は、放置すると深刻な健康リスクを伴います。
いびきや日中の眠気が気になる方は、一度専門医に相談してみましょう。