部門紹介
検査部
「歩いたり」「走ったり」した時に足に痛みがありませんか?
心当たりのある方は血圧脈波検査をお勧めします。
■血圧脈波検査とは
現在日本の平均寿命は(男性81.05歳,女性87.09歳)(2023年)となっています。
その一方では動脈硬化症の増加による心臓病や四肢の末梢動脈の閉塞病変が多発しているのが現状である心臓病や末梢動脈の閉塞病変は動脈硬化に起因してい ます。
動脈が詰まったり狭くなったりした場合には、その部位よりも末梢側の血行が不良となるため、「歩いたり」「走ったり」した際に下肢に痛みが生じます。
これは四肢の閉塞性動脈硬化症における 典型的な症状です。
40歳以上で以下の項目が思い当たる人は、血圧脈波検査を行うことをお勧めします。
- 「喫煙」
- 「高脂血症」
- 「糖尿病」
- 「肥満」
- 「冷感、しびれ感」
■動脈硬化を放置しておくと
- 脳出血
- 脳梗塞
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 閉塞性動脈硬化症
などのリスクが高まります。
測定方法
イラストのように検査台に仰向けに寝ていただき、左右の上腕部・左右の足首にベルトを装着し、四肢の血圧を同時に測定します。
痛みはなく、所要時間は15~20分程度です。
結果
検査を受けると、このような検査結果をお渡しします。
■測定結果
CAVIとは
大動脈、大腿動脈、脛骨動脈を一体とみなした動脈の硬さを表す指標
最大の特徴:測定時の血圧に依存しにくい
早めに診断を受け、動脈硬化の原因となる種々の生活習慣を改善するために食事や運動習慣などを見直し、必要な場合は生活習慣病の適切な治療を行いましょう。
ご心配・ご相談のある方はお気軽に主治医に問い合わせください。